あなたは心のうちに『自分の力と自分の手の働きで、わたしはこの富を得た』と言ってはならない。
そんなやり方をなさったのにはわけがあります。そこまでしなければ、あなたがたは自分の力で豊かになったと思い込むでしょう。
あなたは、「自分の力と手の働きで、この富を築いた」などと考えてはならない。
わたしがもしわが富の大いなる事と、 わたしの手に多くの物を獲た事とを 喜んだことがあるなら、
彼らは自分のつるぎによって国を獲たのでなく、 また自分の腕によって勝利を得たのでもありません。 ただあなたの右の手、あなたの腕、 あなたのみ顔の光によるのでした。 あなたが彼らを恵まれたからです。
捜すに時があり、失うに時があり、 保つに時があり、捨てるに時があり、
わたしはまた日の下を見たが、必ずしも速い者が競走に勝つのではなく、強い者が戦いに勝つのでもない。また賢い者がパンを得るのでもなく、さとき者が富を得るのでもない。また知識ある者が恵みを得るのでもない。しかし時と災難はすべての人に臨む。
あなたはこう言いなさい、 「主は言われる、 『人の死体が糞土のように、 野に倒れているようになり、 また刈入れする人のうしろに残って、 だれも集めることをしない束のようになる』」。
あなたは大いなる貿易の知恵によって あなたの富を増し、 その富によってあなたの心は高ぶった。
それゆえ王よ、あなたはわたしの勧告をいれ、義を行って罪を離れ、しえたげられる者をあわれんで、不義を離れなさい。そうすれば、あるいはあなたの繁栄が、長く続くかもしれません」。
王は自ら言った、「この大いなるバビロンは、わたしの大いなる力をもって建てた王城であって、わが威光を輝かすものではないか」。
エフライムは言った、 「まことにわたしは富める者となった。 わたしは自分ために財宝を得た」と。 しかし彼のすべての富も その犯した罪をつぐなうことはできない。
それゆえ、彼はその網に犠牲をささげ、 その引き網に香をたく。 これによって彼はぜいたくに暮し、 その食物も豊かになるからである。
いったい、あなたを偉くしているのは、だれなのか。あなたの持っているもので、もらっていないものがあるか。もしもらっているなら、なぜもらっていないもののように誇るのか。
あなたは心のうちで『これらの国民はわたしよりも多いから、どうしてこれを追い払うことができようか』と言うのか。
あなたの神、主があなたの前から彼らを追い払われた後に、あなたは心のなかで『わたしが正しいから主はわたしをこの地に導き入れてこれを獲させられた』と言ってはならない。この国々の民が悪いから、主はこれをあなたの前から追い払われるのである。
主はギデオンに言われた、「あなたと共におる民はあまりに多い。ゆえにわたしは彼らの手にミデアンびとをわたさない。おそらくイスラエルはわたしに向かってみずから誇り、『わたしは自身の手で自分を救ったのだ』と言うであろう。
主は貧しくし、また富ませ、 低くし、また高くされる。
しかしダビデは言った、「兄弟たちよ、主はわれわれを守って、攻めてきた軍隊をわれわれの手に渡された。その主が賜わったものを、あなたがたはそのようにしてはならない。